
当サイトではメニューバーにせっかく「UKロック+α」と掲げていますので、たまには「+α」の音楽も紹介してみようかと思います。
そうでないと一年中、
Radioheadばかり聴いている”No Surprises”な奴かと誤解されてしまいそうですから!
私には珍しい、というか極めてご縁が無いダンス・ミュージック系。
タワレコでこのCDの傍らに書かれた「フランツが“踊る”ためのロックを奏でているのであれば、デジタリズムは“ロックする”ためのダンス・ミュージックを作っている」というキャッチコピーに一目で釘付けに。 「ロック」の文字に弱いです。
もう3分後にはヘッドフォンで視聴、即レジに直行していました!
Digitalism “Idealism”
デジタリズムはドイツ ハンブルク出身のユニット。
なぜかアルバムの邦題が「デジタル主義」。んー、厳密には「理想主義」が正しい訳かと思いますが。
このユニットのプロフィールには「トルコ系ドイツ人である”Isi”とリベラルな家庭に育った”Jence”からなるデュオ」とありますが、どっちがIsiでどっちがJenceなのかいまだに私の中では判明していません。
が、正直、どっちがどっちでも可。
まあヴィジュアルイメージは「加藤晴彦の隣に超人ハルクが立っている」みたいなデコボコな見た目の二人組。
問題はその音。“ポスト・ダフト・パンク”とやたら言われているようですが、わたし的にはむしろ「挑戦的になったNew Order」「体温を感じさせるデジタル音」といった印象。
デジタル音が苦手な私でも「OK Computer」とつぶやいてしまうこのアルバムは、こんな方にオススメです:
1.New Orderではやっぱり”Blue Monday”や”Bizarre Love Triangle”のような初期の方の曲が好きな人
2.普段、ダンス系のサウンドは聴かないけど、なぜかダフト・パンクのCDだけは持っている人
3.
Stone Rosesの曲ではダンス色の強い”Fool’s Gold”、”Elephant Stone”あたりが好きな人
4.80年代に流行った、シンセ音がピコピコした音楽が案外好きだった人
(例:ウルトラヴォックス、デペッシュ・モード)
5.サマソニに出演するらしいから、とりあえずチェックしておこうって方
(ついでにジョニー・マーが加入したモデスト・マウスもチェックしましょう。)
6.ドイツ語訛りの英語を聴くと、なぜか刺さる人
私のオススメはアルバム3曲目の”I Want I Want”と7曲目の”Pogo”。
特に”Pogo”はまさにNew Orderチルドレンといった音で、正直、このアルバムは来年には聴いていなくなっているかもしれませんが、この曲だけは5年後も聴いているはずと確信。
どこかマンチェスター系サウンドとかぶる切なさと、いい意味での「ゆるさ」加減が魅力です。
それにしてもドイツ発信のものは音楽も映画も侮れないですね。映画では
「善き人のためのソナタ」「ベルリン、僕らの革命」となかなか興味深い作品がありましたし、音楽もドイツの時代到来でしょうか?
サマソニではジョニー・マーとTRAVISだけ観られればもう十分と思っていましたが、せっかくなので、このデジタリズムの音も生で体感してこようと思います。
イラストはデジタリズムの音楽のイメージに合わせて、いつもと違ってヴィヴィッドな色で仕上げてみました。
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