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TOP > UKロック+α > The Cardigans ”LIFE”

カーディガンズ先週、WOWOWでフジロックの模様を放映していました。
フランツよりもKULA SHAKERにトキめく私はやっぱり20世紀から来た女です。
サマソニも”昔の名前で出ています”的90年代の面々が来日していたようで、特にこのバンドがまだ活動していたことに軽い衝撃を受けました。

The Cardigans "LIFE"

スウェーデンの男女5人組バンドによる、95年発売の2ndアルバム。 1曲目の”Carnival”が大ヒットしたので、この曲だけは知っているという人も多いかも。

このバンドの魅力は一言で言うと”メランコリックで切ない可愛らしさ”。
Vo.のニーナはアートスクール出身なだけあって、お洒落でキュートで程良くやる気LESS。ささやくようなフレンチ・ポップ的な歌声にアコースティックギターと管楽器が上手く融合したサウンドはどこまでも心地良くて、10年経った今でも古くささは感じさせません。
というより、そもそもが60年代フレンチ風な、どこかレトロ感に溢れ、懐かしい雰囲気なので意外と時代・世代に左右されずに受け入れられそう。

カクテルに喩えるとカルーア・ミルクかピーチ・ツリー・フィズって感じでしょうか?
歌詞もどこまでもどうでもいい日常を歌っているところがかえって共感できたり?
例えば”茶のチェックのシャツを着た彼が私のドレスを誉めてくれたの”とか。
この手のフレーズに対してソレガナニカって思ってしまう男性は恋愛でスベる危険性大ですのでご注意を!

このアルバムは普段、洋楽をほとんど聴かない人でも、センチメンタルなものに弱い人であればオススメです。特に映画の「ロスト・イン・トランスレーション」「恋する惑星」「恋人までの距離(ディスタンス)」あたりが好きな人には漏れなく聴いてほしいです。マーケティング的に言えば、狙っているターゲット、一緒だと思いますので。

このアルバムの中の”Carnival”は個人的にある一日が思い出されて自分には刺さる曲だったりします。
「ハイ・フィデリティ」という映画の中で主人公の男性が何千枚も所有しているアナログ・レコードを「僕の人生の思い出順」で並べている・・・というエピソードが出てきますが、私も結構、「このアルバムはあの時こんなことがあって聴いていた」的に、自分の中の歴史とリンクしちゃったりします。
たとえば学校生活が息苦しかった時期にU2の"Where the streets have no name”を聴きまくっていたので、この曲は自分の「ここではない何処かへ行ってしまいたい願望(なんだそれ?)」のテーマソングだったり。
こういうのって誰でも思い当たるんではないでしょうか?

イラストはジャケ写をベースにちょっと可愛く描いてみました。




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