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TOP > UKロック+α > The Style Council ”The Singular Adventures Of The Style Council”

ポール・ウェラー 2学生の頃にとても好きだった小説「グレート・ギャツビー」の村上春樹訳が出てしまいました。んー、買ってしまおうかしら?
この小説のギャツビーのキャラとポール・ウェラーは10代の頃、理想の男性像でした。(ギャツビーと聞いてキムタクのCMしか浮かばない不届き者(?)は、今すぐ”グレート・ギャツビー”でググりましょう!)

そんなポール・ウェラーに惹かれたキッカケはStyle Councilでした。

The Style Council "The Singular Adventures Of The Style Council"

ザ・スタイル・カウンシルはポール・ウェラーが82年に突如、The Jamを人気絶頂期に解散した翌年に、ミック・タルボットと組んだユニット。 "Speak Like A Child"でシングル・デビュー。
音楽性はジャムとは180度違って、ソウル、ファンク、ボサノヴァ、R&Bなど取り入れて、当時は「お洒落なカフェでかかる音楽の代表」みたいに称されたようです。

スタカンは"Cafe Bleu""Our Favorite Shop"などオリジナルアルバムも完成度が高くオススメですが、初めてスタカンを聴く方には案外、このシングルを集めたベスト盤がオススメです。
というのは"Shout to the top""Walls come tumbling down""Long Hot Summer"などのヒット曲に加え、
なんと言っても私の一番好きな"My ever Changing Moods"も入っており、90年の解散直前のシングル
"Promised Land"・・・と選曲がパーフェクトだからです。

このアルバムはこんな方にかなりオススメ:

1.フレンチ・トラッドなんかのサラッとしたお洒落なファッションが好きな人
2.正直、普段はロックも洋楽もあまり聴かない人
3.ちょっとソウルっぽくて耳障りのいい音と歌が刺さる人
4.白やナチュラル系の内装の素敵なカフェで一人でお茶するのが好きな人
5.ネオアコ好きな人

音がお洒落なだけでなく、当時のポール・ウェラーは白っぽいステンカラーコートなんか着てしまって、正統派イケメンの王道を行ってました。
実は幼き頃、スタカンのライヴをアリーナ席の前から3列目で観てしまいました!
その時にステージから客席に降りてきたポール・ウェラーを間近で見た感想は
「王子様、キターーーーッ!!」。

そのイメージがあまりにも強かったので、その後Paul Weller Movementの来日時にポール・ウェラーがノリの悪いオーディエンスに"Disgusting!"と怒り悪態をつく、その骨っぽいワイルドなイメージには、まるで「アナキン、ダークサイドに堕ちたか?!」的な衝撃を受けました。でもそんなポール・ウェラーもやっぱり好きです。

スタカン時代のポール・ウェラーはお洒落な音楽とは裏腹に左翼思想に走り、歌詞もかなり政治的で過激なものが多く、「ホワイトハウスを襲撃」なんて実は歌っていたりします。この頃の彼は村上春樹的に言えば
「彼は救いがたいロマンチストであり、頑迷でシニカルで、良く表現すれば世間知らずだった」
・・・こんな感じでしょうか?

スタイル・カウンシルイラストは1枚はデビュー盤"Cafe Bleu"のジャケ写のイメージで、レトロなポスターっぽく描いてみました。
もう1枚はスタカン時代のポール・ウェラーの横顔です。
シワも無く、正統派美少年系でしたね。

でも今のシワもあってちょっと枯れたポール・ウェラーの方がさらにカッコ良かったり。
彼は"You're the best thing"の中で歌っているように
「僕は自分の生き方ができればそれでいい」
("All that I need is to be left to live my way")
というスタンスで、周囲に流されず自分の軸で生きている人なので、常に「今」がカッコいい人なんだと思います。




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