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TOP > マイナー志向映画紹介 > 「エターナル・サンシャイン」

エターナル・サンシャイン新年最初の映画紹介は、年末に観た「ツッコミどころ満載のバレエ映画」と、昨日観たばかりの「“ブレードランナー”と同じ原作者で、トム・ヨークの曲が最後に流れる近未来脳内トリップ映画」と、この切ない恋愛映画と、どれにしようか迷いましたが来月がバレンタインということで、まずはこの映画から:

「エターナル・サンシャイン」
(Eternal Sunshine of the Spotless Mind)

バレンタイン前のある日、ケンカ別れしたばかりの恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が、自分との記憶のみを全て消してしまったという妙な手紙を受け取るジョエル(ジム・キャリー)。 ショックを受けた彼は、自分も彼女とのツライ恋愛の記憶を消そうと記憶消去専門医院のラクーナ社を訪れ、手術を受ける。
だが、手術中にだんだん彼女と過ごした、唯一無二の時間を思い出し、手術を止めたいと思い始め・・・。

ジム・キャリーは「米国版・劇団ひとり」みたいな大袈裟なノリが苦手でしたが、ここではおとなしくて不器用な男性を非常に好演。ケイト・ウィンスレットは妙に筋肉質なトコと眉間にシワを寄せる表情がいつもはNGですが、本作では奔放でbitchで男性を振り回すけど、いじらしい・・・という女性像がハマっています。この作品は:

1.少し苦い失恋の思い出がある人や恋愛に不器用な人
2.好きな人と雪道を一緒に歩いたり、夜の海辺で時間を過ごしたりした素敵な思い出がある人
3.なぜかワガママな女性をいつも好きになり同じ失敗を繰り返す男性
4.キルスティン・ダンストが助演と聞いたら“萌え”という男性
5.監督がビョーク、Beck、RadioheadのPVを作った人と聞いたら、その映像センスに期待大な人
6.「バニラスカイ」「メメント」「バタフライ・エフェクト」を観ても頭が混乱せずに時間軸にちゃんとついていけた人
・・・にオススメ。過去と現在が交錯し、混乱しそうな要素もありますが、ケイト・ウィンスレットの髪の色の変化をチェックしておけば大丈夫です。

観終わった後に、「そばにいてくれる人がいることの大切さ」をシミジミと感じるような作品です。恋愛に限らず、人と人が惹かれあったり、逆に相手を傷つけてしまったりするのは、非常に些細な出来事の積み重ねのような気がします。
王道的な恋愛をして、ゴールイン、はいっ人生すごろくあがり・・・なんて感覚の人や「Deep Love」みたいなケイタイ小説を読んで泣けてしまう人には共感しづらい作品かもしれません。
でも日常のちょっとした瞬間、瞬間をもっと大事にして、相手と対峙していきたいなって気持ちがある人には、非常に刺さる作品かな。

ちなみに「ロード・オブ・ザ・リング」のフロド、もといイライジャ・ウッドが主役二人の恋を邪魔する役回りで助演。私は「LOTR」で指輪持ってオロオロしているだけで役立たずなフロドを見て、「ヨーダのトコに行って修行しろっ」と呟いていたので、この映画でも思わず「おまえは旅の仲間に迷惑をかけるばかりか、他人の恋も邪魔するのかっ!」と観ながらダメ出ししていました。

イラストは珍しく、SEXYな?というかオトナな構図にしてみました。




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