
先日、数年ぶりに”rockin’on”3月号を書店で探してしまいました。
理由はただ一つ、ポール・ウェラーの特集記事を読むためです。
でもいくらファンとはいえ、ポール・ウェラーのインタビュー数ページのためだけに550円を払うってどうよ?と思いながら、ロッキン・オンを見つけると・・・はい、即買いしました。
なぜならば表紙が
デヴィッド・ボウイ。しかもジギースターダスト時代!
さらに大文字で「ロック名詞選100」と印字してあるので、中を開くと・・・
ヘロヘロに踊るモリッシーとクールにギターを弾くジョニー・マーの写真。 黄色い髪の毛をしていた頃のトム・ヨーク率いる
レディオヘッドの懐かしい写真。んー、感涙。
・・・と脱線している場合ではなくて、やはりメインはポール・ウェラー!
ということでPWのソロでも一番好きなこのアルバムを紹介:
Paul Weller “Wild Wood”
スタイル・カウンシル終焉後に発売された93年のソロ第2弾。
このアルバムは、お洒落モード全開のスタカンから一転、ギターをかき鳴らし、ストレートな骨っぽさが炸裂の
"Into tomorrow"が魅力的なソロ1作目と、全英1位となった3作目"Stanley Road"の間に発表されたアルバムなので、人によっては初めて聴くと、「地味」という印象を受けるかもしれません。
が、私はウェラーのソロでは"Wild Wood"が一番好きだったりします。
ついでに言うと、このアルバムも確か全英2位を獲得。
このアルバムはこんな方にオススメです:
1.ウェラー抜きで再結成されるJamよりも、今聴きたいのはやっぱりポール・ウェラーのソロだ!って思う人
2.とにかくシンプルでストレートなギター・ロックが好きな人
3.オーシャン・カラー・シーンもアルバムでバックメンバーとして参加していると知ったら気になる人
4.oasisではリアムよりノエル派の人
5.エルヴィス・コステロなんかも結構好きな人
6.大会場でのスタジアム・ロックよりもクラブのような小さいハコで聴くライヴが好きな人
アルバム1曲目”Sunflower”からいきなり、ジャカジャカっとしたギターの音がカッコ良過ぎて刺さります。ポール・ウェラーの魅力は見た目もキャラも音楽も、「素」なところではないでしょうか?
最近、世の中、「一億総自分語り」状態でみんな自己演出や自己表現に饒舌過ぎるように感じます。
「私って〇〇な人だから〜」とかやたらとみんな、自分を自分でラベリングしたがったり。
そういうのに食傷気味な人はポール・ウェラーに出逢うと「これだ!」と感じること間違いありません。
変に自分を演出したりするあざとさゼロ、いつも等身大、「そのままの俺」という感じ。
自分を大きく見せようとしない正直さに憧れます。
生き様も含めて、すべてが「素」のカッコ良さが魅力のポール・ウェラー。
イラストは”Wild Wood”の頃のちょっとマッシュルームみたいな髪型のポール・ウェラーを描いてみました。
ちなみにスタカン時代のポール・ウェラーのイラストと音楽レビューはこちらの過去記事をご覧下さい:
→
「The Style Council "The Singular Adventures Of The Style Council"」
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