
"Be yourself no matter what they say"
これは私の好きなスティングの"Englishman in New York"の中に出てくる1フレーズ。
意味は「他人がなんと言おうと、自分は自分自身でいればいい」
こういうスタンスが好きなはずが、周囲の雑音に振り回されがちな今日この頃。
そんな時にこのバンドの21年ぶりの再結成ニュースを耳にして、近頃はスティングのソロとこのアルバムがヘヴィーローテーションです:
The Police "Live!"
ポリスの活動期間は78年〜83年なので、私もリアル世代ではありません。 が、このアルバムは活動休止後の95年に突如発売された2枚組ライヴ盤。
私は90年代前半のスティングの"The Soul Cages"や"Ten Summoner's Tales"が大好きでしたので、ポリスのライヴ盤と聞いたら当然、即買い。
Disk-1が79年のライヴ、Disc-2が83年の「シンクロニシティー」ツアー。
セットリストが4曲かぶっていますので、音の違いを比較するのもまた一考。
ちなみにこの4曲・・・"So Lonely""Roxanne""Can't stand losing you"
"Message in a bottle"は私の特に好きな曲でもあります。
ポリスの魅力は 1.パンクにも通じるストレートで疾走感あるビート 2.煌くギター音 3.スティングの血管が切れそうなハイトーン・ヴォイス 4.哲学的な歌詞
・・・こんな感じでしょうか?
ちなみに村上春樹がエッセイでポリス時代のスティングを「Hの鉛筆みたいだ」と喩えていたとか。
その心は「硬質で尖った男」。とにかく甘さゼロ。(←カロリーオフかいっ)
このアルバムはこんな人にオススメです:
1.The Clashの“London Calling”やU2のデビュー盤”Boy“が好きな人
2.The Jamの“In the city”なんかもやっぱり好きな人
3.「スティングなんてジャズっぽいムーディな音楽演っているちょい不良(ワル)おやじなだけだろ」なんて誤解している人(説教部屋行きです!)
4.U2のエッジとタメを張るギター旋律を聴きたい人
5.再結成ニュースを知って「ポリスの音ってどうなの?」と興味を持ったUKギターロック好きの人
6.シンプルで硬派なビートを体感できる音が基本的に好きな人
ライヴ盤とは思えない演奏力の高さと、どこまでも乾いたカッコ良さは、まったく時代(というか古さ)を感じさせません。私は特に"Message in a bottle"の歌詞も好きです。
「無人島で孤独に襲われ、”誰か僕をこの孤独から救って!”というメッセージを入れたボトルを流してみた」と冒頭で歌うのですが、誰かがそのボトルを拾ってくれることはなく逆に最後には「月日が流れて、ある日、1千億本もの孤独のメッセージが入ったボトルが僕のところに流れ着いた」
つまり「自分だけが孤独だと思っていたら、世界中、あの人もこの人もみんな孤独でした」という結末が、シニカルで本質をついていて刺さります。
今となっては御年55歳でクールなオトナの男になっているスティングですが、ポリスの頃は映画に喩えると「大脱走」のスティーヴ・マックィーンという印象。自由奔放で「俺は俺」的、野性的なやんちゃ坊主。
「男から見てカッコイイ男」という感じでしょうか?
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イラストは「シンクロニシティー」の頃のスティングです。
いつもは淡いカラーで色づけしますが、今回は「シンクロニシティー」のジャケ写のカラーイメージで信号色でまとめてみました。
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