
年の瀬ですので、世間に倣って今年一年を振り返り映画か音楽のランキングでも書こうかと思いましたが・・・やめました。実は幼少時から、過去を振り返ってシミジミと想い出に浸ることがあまり得意でなくて。
よく言えばサッパリしているし、悪く言えばドライなのかもしれません。
ポール・ウェラー的に言えば「過去に目を向けないでほかのことをすべきだ」というのが好きなスタンスなので。
・・・ということでいつも通り、映画紹介を。
でも、折角ですので、過去記事
「UKロックファン必見映画5選」「3選」に続いて、今回は2007年に私が劇場またはDVDで観た映画から、UKロック好きの方が年末年始に思わず観たくなりそうな映画8選を紹介します:
★「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」(STONED)ローリング・ストーンズの創始者でありながら、27歳で謎の死を遂げたブライアン・ジョーンズの人生の明暗を描く問題作。 この作品はこんな方にオススメ:
1.ストーンズのライヴは過去2回以上行ったことがあるのに、ブライアン・ジョーンズに関してはまったく無知な方(はい、私です!)
2.ポール・スミスのショップでは、なぜか必ずピンストライプの細身のスーツを買ってしまう人
3.「ベルベット・ゴールドマイン」なんかも好きな人
「天才」と称されたロック・アーティストに27歳で世を去った人が多いのはなぜなのでしょう。カート・コバーン、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソンも皆、享年27歳。
★「once ダブリンの街角で」(ONCE)詳細はこちらの過去記事を要ご参照 →
「once ダブリンの街角で」私が今までに観た「音楽映画」の中でめでたく歴代ナンバー1を奪取してしまった「NO MUSIC, NO LIFE」な映画。まだ公開中、気になる方は今すぐ映画館へ!
★「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」(Brothers of the head)詳細はこちらの過去記事を要ご参照 →
「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」あの「ヘドウィグ」の監督も絶賛した“切な過ぎるUKロックな映画”です。
ヴィジュアル的にはリバティーンズのピートとカールが好きな方あたりには、間違いなくストライクです。
★「アルフィー(2004)」(ALFIE)詳細はこちらの過去記事を要ご参照 →
「アルフィー(2004)」ストーンズの時とは一味違う、ソフトで味のあるミック・ジャガーのヴォーカルを堪能できる主題歌がオススメ。
モッズ系のファッションは俺に任せろって感じの方には、この映画のジュード・ロウのスタイリングはまさにお手本になります。
★「GOAL!」(GOAL!)プレミアリーグの名門ニューカッスル・ユナイテッドを舞台にした、無名のサッカー青年のサクセスストーリー。
「なんちゃってデルピエロ」みたいな助演の男優といい、試合のシーンといい、サッカーファンとしてはツッコミどころ満載の上、ものすごくベタな映画ですが、「許せるベタ」です。というのも、全編、とにかく
Oasisの曲がかかりまくり!
これはUKロックファン必見というより、「Oasisファン必見映画」。
特に”Morning Glory”が流れ出したら、私でもノートラップでシュートを決めたくなるくらい。
えーっと誰か、センタリング上げてください。
★「ベルリン、僕らの革命」(Die Fetten Jahre Sind Vorbei)富裕層や権力者が優遇される不公平な社会に不満を抱く、20代の男女3人を描いたヒネリの効いた青春モノ。
いわゆる甘口の三角関係モノの恋愛映画とは一線を画すドイツ映画の佳作。この作品はこんな方にオススメ:
1.主演の一人、ダニエル・ブリュールは「ドイツのユアン・マクレガー」といった印象でかなり買いだと思う先見の明がある方
2.デペッシュ・モードの”Personal Jesus”をはじめ、UK〜欧州、USまでかなりの洋楽がかかると聴いたらサントラをチェックしたくなる人
3.「モーターサイクル・ダイアリーズ」あたりの映画も好きな人
4.青春モノはキラキラした嘘くさいタッチのものよりも、どこかビターな香りがする作品の方がお好みの方
この映画のラストの方でかかる
ジェフ・バックリィの "Hallelujah"は切ない歌声が必聴です!
★「ラストデイズ」(LAST DAYS)カート・コバーンの死をモチーフにガス・ヴァン・サント監督が描く、孤高のロック・アーティストの行き場の無い不安と苦悩、そして最期の2日間。
この作品はこんな方にオススメ:
1.Sonic Youthのサーストン・ムーアが音楽担当と聴いたら観たくなる人
2.キム・ゴードンも友情出演と聞いて、なおさら気になるソニックスファン
3.「なりきりカート・コバーン」なマイケル・ピットを観たい人
4.ストーリーにオチが無くても、センスや叙情的な世界観を感じられれば、怒らないで最後まで観られる人
「4」に該当しない方は「ストーリーが意味不明」と言って怒り出すか、あるいは睡魔に襲われる危険がありますので、観ないことをオススメします。
★「リトル・ダンサー」 (Billy Elliot)詳細はこちらの過去記事を要ご参照 →
「リトル・ダンサー」見所は私の大好きなThe Jamの"Town Called Malice"が大音量で流れるシーン。
この曲は昨年の4月にZepp東京でポール・ウェラーのライヴを観た時にも生で聴けて感涙。
イラストは今回は「ベルリン、僕らの革命」の主役3人の男女を描いてみました。
3月から友人と二人で始めて、10月からは一人で独立して続けてきたこのサイトですが、ブックマークして毎週読んで下さっている貴重な読者の皆様、いつもありがとうございます。
私は本業がマーケティングの消費者分析の仕事で、「このブランドはこんな人になら売れそう」なんて分析をいつもやっているのですが、同じ視点で、映画も音楽もレビューを書くというよりは「こんな人が観たら、聴いたら共感しそう」というスタンスでお伝えできればと思って、細々と綴っております。
来年も引き続き、読んで頂ければ嬉しいです。
ちなみに新年最初の記事は意外なアーティストのアルバム紹介を書く予定です。お楽しみに。
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ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男
★ 『ベルリン、僕らの革命』
ラストデイズ
私の好きな映画 in 2007