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TOP > UKロック+α > シアトル発 必聴はNirvanaとDeath Cab For Cutie

カート・コバーンUKロック好きの私ですが、私的US三大バンドと言えば、Sonic Youth、R.E.M.、そしてNirvana。
最近はこの三大バンド以上にヘヴィロテしているのが、Nirvanaと同じくシアトル出身でありながら、音的にはどう聴いてもマンチェスター系という趣のDeath Cab For Cutie。
ということでシアトル発二大バンドの必聴アルバムを紹介します:

1. Nirvana “Nevermind”
2. Death Cab For Cutie “Transatlanticism”

★Nirvana “Nevermind”


90年代のグランジシーンを牽引しながら、94年に突然のピストル自殺により生涯を閉じた、悲劇のカリスマ、カート・コバーン率いるNirvanaの91年発表の2ndアルバム。 実を言うとNirvanaが日本でも騒がれ始めた頃〜カートが他界するまでの時期は、The Stone Rosesの終焉〜OasisRadioheadblurの登場の時期なので、私は完全にそちらに刺さってしまって、当時はそれほどNirvanaにはハマりませんでした。
でも、昨年、カートの生涯を振り返るドキュメンタリー“All Apologies”を観て、改めてNirvanaの音楽に触れてみると、ノイズにまぎれた切ないメロディと歌声が胸に響いたり。
このアルバムはこんな方にオススメです:

1.Sonic Youthのような「ノイズの中にわずかに感じ取れる透明感と切なさ」を体言した音楽が刺さる人
2.普段は温厚な自分なのに、たまに周りのすべてを粉々に破壊してしまいたい衝動に駆られることがある人
3.初期のR.E.M.なんかも好きな人
4.パンクそのものより、「どこか根底にパンクのスピリッツが感じられるロック」が好きな人
5.音楽は「共感」より「体感」したいと思う人

カート・コバーンを「時代」というキーワードで解くと
「時代なんて関係無くささやかに自分のメッセージを伝えたかっただけなのに、時代に潰された男」
といったところでしょうか?従来のロックがすべてフェイクだったのではと思わせるくらい「本物」のロックを聴かせてくれたカート・コバーン。他界されたことが惜しまれます。

ちなみに私の好きなその他のアーティスト達も「時代」をキーワードにキャッチコピーをつけてみると・・・

 ☆「時代に流されず自分の軸で生きている男: ポール・ウェラー
 ☆「時代を読んで戦略的に虚像を演じる男: デヴィッド・ボウイ
 ☆「時代に”NO!”を叩きつけた男: ジョン・ライドン (Sex Pistols)」
 ☆「時代を飛び越えて神になった男: トム・ヨーク」


★Death Cab For Cutie “Transatlanticism”

98年、シアトルより登場したUSインディーロックバンドの2003年発表のアルバム。
先に書いた通り、USバンドでありながらその音の世界観は極めてマンチェスター系に近い切ないギターポップ。まるでローゼズやスミスの曲をサイモン&ガーファンクルの歌声で歌い、全体的な仕上がりにはR.E.M.をふりかけた・・・みたいな音と言ったら、イメージが伝わるでしょうか?(伝わりませんね、はい。)
このアルバムはこんな方にオススメです:

1.音楽と恋愛には「刺激」よりも「癒し」と「優しさ」を求めたい人
2.体温を感じさせてくれるような温かみある歌声(例:TRAVISのフラン・ヒーリー)が好きな人
3.Teenage Fanclub、TRAVIS、Coldplay、R.E.M.のうち2つ以上好きな人
4.最近のUKインディーズは皆同じ音で退屈だ、インディーズと言えば今はUSだ!と声を大にして言いたい人

私が特に好きな曲は「新年だけど何も変わりはしないさ」と冒頭でいきなり詠ってしまう“The New Year”と切ない美メロの”Title&Registration”。 
今すぐ癒されたい方は、ぜひこちらから聴いてみて下さい!
→ Death Cab For Cutie "The New Year"
→ Death Cab For Cutie "Title & Registration"


イラストはカート・コバーンを描いてみました。音楽のイメージから激しい印象を持たれる彼ですが、私の中のカートのイメージはこんな寂しそうな雰囲気だったりします。


コバ。

こんにちは!TB有難うございます!

昨年、「ラストデイズ」を観終わった後、嫁さんが
「子供が男の子だったら加亜人と名付ける!」と
宣言しまして・・・。いまだその気マンマン!
親達の反対が無ければ本当に名付けるつもりだそうです・・・。
先々月「アバウト・ア・サン」も観ました。
カートが書いたエッセイを自分で朗読している様な、
味わい深い作品でした。
個人的にはニルヴァーナ関連の映画では1番オススメです!
更に!僕もデスキャブは今作が1番好きです!
サマソニ05で観たライブも最高でした!


FUJIMIROCK

さっそくお邪魔します。
すてきなイラストがとても印象的な素晴らしいブログですね。これからもよろしくお願いします。
ニルヴァーナもデス・キャブも大好きです。両者の音楽性は違うようでいて,実は根底に流れているものはすごく近いような気がします。
(どちらかというと)US好きの私としては,今のUSシーンはかなり面白いです。カートの生きていた頃に今のシーンがあれば,もう少し違っていたのに・・とつい思ってしまいます。


RAY

>コバ。さん

こちらこそTBとコメント、ありがとうございます!
「アバウト・ア・サン」は見逃したまま終っていたので、DVD待ちでぜひチェックしたいと思います。

「加亜人」はウケますね。でも反抗期を迎えた時に奥様に向かって”Hello, Hello, Hello, How low?(どれくらい最悪かい?)”とタテついたりしないよう、しっかり教育して下さい(笑)

デスキャブは友人のススメで今年、遅ればせながら初めて聴きましたが、すごく気に入ってしまいました!
多くのUSインディーズにありがちな、「見た目的にはイマヒトツ」な様子ですが、でもライヴ、観てみたいですね!


RAY

>FUJIMIROCKさん

さっそくのご訪問、ありがとうございます!
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

>両者の音楽性は違うようでいて,実は根底に流れているものはすごく近いような気がします。

私もそんな印象を受けました。
内省的な詞とメロディとギター音を大切にした音作りに、意外と共通項を感じますネ。

最近はUSの方がCLAP YOUR HANDS SAY YEAHとか気になるバンドが続出しているかもしれませんね。でもUK好きの私としては、UK勢の巻き返しにも期待したいです!
マイブラの復活なんかも期待大ですネ。


にゃん

こんばんは^^

Nirvanaほど人物のライフストーリーと音楽が一緒になってしまったバンドは他にないんじゃないかな、と僕は思います。
本当ならNirvanaのサウンドって個人的にはストライクゾーンから外れたところにある音のはずなのに、カートの物語を知ってしまうとやっぱり刺さります。
そしてNirvanaが唯一無二の素晴らしいロックであることを苦しみと痛みの中で思い知らせれます。
でも曲によっては痛々しすぎるのであまり聴けません;;

そしてNirvanaについて考えるときに、僕はどうしてもデイヴ・グロールのことも思ってしまいます。
Foo Fighters、今も現役最前線で大活躍してるけど、よく考えたら奇跡的だよなぁ・・・と、デイヴを賞賛せずにはいられません。
ドラマーから今は亡きバンドメイトがいたポジションに立って力強く歌を唄う。そんなデイヴの時代を越えてロックし続ける姿に感動します。

Death Cab For Cutieは今回、初めて知りました!
2曲とも馴染みやすさと新鮮さの両方があってとても良かったです。アルバム、チェックしてみます!
最近のUSインディー系では、カナダですがArcade Fireがお気に入りです。
ベタですね(笑)


RAY

>にゃんさん

コメントありがとうございます。レスが遅くなってゴメンなさい!
Nirvanaは私も本来的にはストライクど真ん中ではない音で、たとえばドラムのビート感が重いとか、ギターのひずみ具合とか・・・マンチェスター好きの自分にとっては当時はそんなにはピンと来ませんでした。
でも改めて聴いてみると、繊細な音使いとノイズの混ざり具合がなかなか刺さって、これはやっぱり音楽ファンは必聴って感じました!

デイヴ・グロールはコートニーに批判ばかりされてなんだか気の毒な人でもありますね(苦笑)

Arcade FireはU2ファンは必聴!ということで、私も昨年のライヴ前に友人に強制的に聴かされましたよ(笑)”ベタに勝るものは無し”という感じで1st、なかなか良かったです。


rei

イラスト。
凄いリアルですね。 暫く見入ってしまいました。

三大USバンドはRAYさんと自分はビンゴかも。

カートが自殺した時。
丁度レコード屋でバイト中でメーカーからFAXが流れてきたんですよ。
『カート・コバーン、銃で自殺。』
なんだか読んだ時には、仲間と呆然としてしまいました。
その後、店ではニルヴァーナを超ベヴィローでかけまくり。
Nevermindは本当に繰り返し聴きました。
確か3曲目だったか、最後のフレーズに
「銃なんか持ってないって誓うよ」
ってのがあって、複雑な気持ちで聴いていました。
なんだか、あの頃の気持ちが蘇ってきちゃいましたよ。

Death Cab For Cutie もいいですよね☆
イメージ、ちゃんと伝わりましたよwww
おみごと!


RAY

>reiさん

いつもありがとうございます。
イラストはスキャンしてみたら、原画よりもリアルでした(←なんだ、それ?)

>「銃なんか持ってないって誓うよ」ってのがあって

それは私が一番好きな"Come as you are"のフレーズですね。
詞も好きですし、イントロの低い音のベースラインとギターもかなり刺さります。
カートの自殺はリバー・フェニックスが亡くなった翌年で、なんだかダブルで衝撃を受けました。

Death Cab For Cutie、イメージ伝わりましたか?(笑)
reiさんも好みっぽいですよね?ぜひぜひアルバムも聴いてみて下さい。


Charlie

お久しぶりです。陰気で卑屈な文系男子です(笑)本当に、今日、“マイナー志向映画紹介”でググったら一番目にヒットしたので驚きました(笑)でも、なんだかRAYさんっぽいなとも思いました。

僕がNIRVANAを聴く理由みたいなものは、「2.」と「5.」にピッタリ当てはまります。僕が普段、温厚であるかは別として(笑)

やはり、いいバンドだと思います。

PROFILEページのイラストが、親しくさせていただいた頃、見たことがない感じのイラストだったので意外でしたが、こういう感じのイラストも僕は好きです。

さしずめ、僕は時代とは無縁な男といったところでしょうか(笑)


RAY

>Charlieさん

コメント、ありがとうございます。大変遅いレスでごめんなさい。
私は情報発信は好きですが、コミュニケーション不全症候群なので、今みたいに勝手気ままなスタンスの方が自分らしいかもしれません。

PROFILEのイラストみたいなのは、会議で退屈した時とかにも描いているラクガキなんですが、時間掛けて頑張って描いた絵より、こんなラクガキの方が好きって友達も多くて、世の中はプログレよりも3分間のポップ・ミュージックが好きな人が多いのと同じってことですね。


こるとれ〜ん

こんばんは。
ぼくもNirvana好きです。
グランジからはかなり影響うけてて、
特にソニックユース、ピクシーズ、サウンドガーデンは
かなり影響受けてます。
ピクシーズかなり最高ですね!


RAY

>こるとれ〜んさん

こんばんは。こるとれ〜んさんはNirvana、好きだろうなって思いました!
Pixiesって言えば、カート・コバーンが静かにつぶやくように歌っていて、サビで突然に絶叫ヴォーカルっぽくなる歌い方は、Pixiesの影響かしら??

ちなみにこるとれ〜んさんが挙げた3バンドの中では、私はSonic Youthがイチオシです☆
サーストン・ムーアのギターがやっぱり好きです。


K

またまたTBありがとうございます。

デス・キャブ〜がマンチェっぽいってのは初めて聞いたけど、なるほどなぁって思ってしまいました。

カートのイラスト、素敵です!


RAY

>Kさん

こちらこそコメント、ありがとうございます。

デスキャブは予備知識無しで聴いたので、まさにマンチェっぽいと感じて、一気に好きになりました。でも聴き込んでいくと、実はかなり綿密に作りこんだ完成度の高い音なんですよね。
そんなところはUSの大卒バンドらしいなとも思います。

イラストへのコメントもありがとうございます☆




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