
新作、旧作ともレビューを書きたい映画がたまってきてしまいました。
ということで、今回はタイプもノリも180度違う2本をまとめて紹介。
まずは新作。タランティーノを硬派にしちゃったような「男の映画」:
「ラッキーナンバー7」(Lucky Number Slevin) 不運続きのスレヴン(ジョシュ・ハートネット)は、友人を頼ってNY入り。
アパートを訪ねたら友人は失踪中、代わりに隣人の女の子(ルーシー・リュー)と知り合いちょっといい仲に。 が、喜びもつかの間、敵対するギャング、”ボス”(モーガン・フリーマン)と“ラビ”の争いになぜか巻き込まれ、さらに謎の凄腕の殺し屋(ブルース・ウィルス)も登場し、スレヴンの運命は?!
前半は
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」を連想させるような、B級オフ・ビートなクライム・ムービー。
コメディ?と思ったら、オチは意外とシリアスで結構、やられました!
シナリオが練れていてかなり面白い本作はこんな人にオススメ:
1.「パルプ・フィクション」あたりのオフ・ビートな群像劇が好きな人
2.モーガン・フリーマンが珍しく悪役と聞いたら気になる人
3.ルーシー・リューが意外と可愛いという事実を確認したい人
4.男のダンディズムみたいなノリが結構好きな人
ルーシー・リューはこれまで「ポカホンタス」か「タヒチの女」(←ゴーギャンの有名な絵)的ルックスがNGでしたが、本作では声も仕草もキュートで株がドっと上昇!
もう一作は旧作。心温まる爽やかなヒューマン・ドラマ:
「リトル・ダンサー」 (Billy Elliot) 北イングランドの炭坑町で暮らす11歳のビリー。ふとしたきっかけでクラシック・バレエに魅せられコッソリと教室に通うが、ガテンな父親は「男がバレエなんてありえん!男ならラグビーかボクシングをやれっ」と大激怒。
しかしバレエ教室の先生はビリーのダンスの才能を見抜き、応援。
やがて父親もビリーの才能に気づき、名門ロイヤル・バレエ学校に行きたいという、息子の願いをかなえるためにある決意をし・・・。
実家の母から「あなたの好きなポール・ウェラーみたいなのが、かかっていたわよ」とススメられたんですが、”ポール・ウェラーみたいなの”じゃなくて、まさにJamがかかっていましたよ!本作オススメはこんな方:
1.The Jamの"Town Called Malice"が流れる映画と聞いたら見逃せない人
(しかも、すごく長くかかります!感涙)
2.The Clashの"London Calling"もかかると聞いてさらに気になる人
3.「フル・モンティ」「ブラス」など、炭鉱町を舞台にした愛あり笑いありのヒューマンな映画が好きな人
4.「ビッグ・フィッシュ」などの父&息子物が好きな人
O.ヘンリーの小説みたいにホノボノ、ハートフルな作品で心惹かれました。イギリス映画は家族モノでも、お涙頂戴にならずカラっとしているところが好きです。特に主人公が父と兄に「バレエなんてオカマのやるもんだ!」と大反対されたことに爆発して、"Town Called Malice"をバックに、トイレのドアを蹴飛ばして、街に飛び出し、踊り出すシーンが最高です。私も会社のトイレのドアあたり蹴飛ばしたい!と思っちゃいました。
イラストは「リトル・ダンサー」の1シーンを描いてみました。
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ラッキーナンバー7