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「愛を読むひと」学生時代は大学の授業が突然に休講になると、キャンパス近くの名画座に足を運び、千円で2本立て映画を観賞・・・なんて毎日でした。

当事、周囲の女子大生達は日々、合コンなどで盛り上がっていたようですが、私の出没地点はミニシアター、図書館、タワレコ、クアトロとチッタ(=ライヴ会場)くらいに限定されていて、つまりは今と何も変わっていないライフスタイルで。

昔から私にとって”映画を観る”ということは、「予定を立てて誰かと一緒に行くイベント」のような大袈裟なものではなく、ちょっと時間ができれば、平日でも、一人でも、ふらっと観に行くものだったりします。
先週水曜もそんな調子で、会社を定時で後にして映画館にダッシュで向かい、この作品を観てきました:

「愛を読むひと」(The Reader) → 公式サイト http://www.aiyomu.com/

1958年のドイツ、15歳のマイケル(デヴィッド・クロス)は21歳も年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)とふとしたきっかけで恋に落ちる。

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「1Q84」発売日にBOOK1を”一気読み”(そんな言葉あるんだろうか?)した村上春樹氏の新刊「1Q84」ですが、その後、BOOK2も一日でつつがなく読了。
けれどもあまりにも物語の世界に入り込んでいたせいか、読後には、近頃やや厄介なことが多く展開しているこの世界は、ひょっとして2009年ではなくて「200Q年」なのでは?と疑ってみたり、ベランダから見える月は実は2つになっているのではと不安になったり。
(意味不明な人は、「1Q84」を読みましょう。)

自分の周囲ではかなりの読書好きの人でも、意外とハルキ本は苦手という人も多く、どうやら「煙に巻かれるような読後感がすっきりしない」というのが理由として挙がるようです。

でも私はこの「煙に巻かれる感じ」が好きな理由の一つで。
というのは世の中のほとんどの事象も感情も、目に見えるものが真実なわけではなく、むしろモヤモヤとかかった霧の間にぼんやりと見えるものだけが、かろうじて真実だったりするものなので。

ということで、今回は「村上春樹的な映画」紹介第2弾で、再び2本セレクトしてみました。

★「髪結いの亭主」(Le Mari de la coiffeuse)
少年の頃のフェチな幻想から、女理髪師との結婚を夢見ていたアントワーヌ(ジャン・ロシュフォール)。

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イアン・カーティスJoy Divisionという名前を耳にした時、UKロック好きでも特にこのバンドのファンでなければ、代表曲”Love Will Tear Us Apart”くらいしか想起されないかもしれません。
ところが、私と音楽の趣味が近い方の中でも、熱心なRadiohead信者、もといファンの、8割近くの人はJoy Division好きであることが予測され、一方、Paul WellerOasisの両方とも好きな方のうちの8割は「Joy Division?それが何だというんだ?」と言い放つような・・・。

でもこの映画は、Joy Divisionへの関心の有無にかかわらず、一つの作品として興味深い仕上がりでした:

「コントロール」(CONTROL)

New Orderの前身 Joy Divisionの中心人物であったイアン・カーティスの短い生涯を綴った作品。

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「ホルテンさんのはじめての冒険」ここ半年程、仕事上でトンデモナイことに見舞われまくっているせいか、例年になく、映画を観る頻度が減っています。
人生の岐路に経とうが、楽しくてハジケていようが、音楽生活は年中無休で営業状態ですが、一方で、映画と読書に関しては心身共に余裕が無いと、なかなかゆっくり時間を割けなかったり。
おそらく「物語」に必要以上に集中してしまうきらいがあるため、観賞後・読後もその世界から抜け出せなくて、妙に疲れてしまうからかもしれません。

ということで、かなり久しぶりに新作映画を観てきましたので、まとめて2本紹介します:

★「グラン・トリノ」(GRAN TORINO)
→ 公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/
妻に先立たれたウォルト(クリント・イーストウッド)は、朝鮮戦争への従軍経験を持つ元軍人。

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ソフィー・マルソー恋愛映画を細分化してカテゴリー分けした時に、フランス映画に関しては間違いなく「妄想系恋愛モノ」というジャンルが存在する気がするのは、私だけでしょうか?
思い浮かぶところでは「アメリ」「親密すぎるうちあけ話」「恋愛睡眠のすすめ」あたり。

群像劇 「PARIS パリ」の中でも、美人女子大生に妄想的な恋心を抱く初老の大学教授の「もののあはれ」なエピソードが出てきましたし。
そんな妄想系恋愛映画の中でも、群を抜いて妄想モード120%の、ちょっと昔のフランス映画を紹介します:

「恋人たちのアパルトマン」(Fanfan)

アレクサンドル(ヴァンサン・ペレーズ)は、恋愛に関して過剰なまでのロマンチスト。

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「ロックンローラ」先週はまるで締め切り前の漫画家のように、ことごとく
取引先からも上司からも「本日中に」と追い立てられる毎日で、頭の中は16ビート状態、しかもかなりの残業モードでした。
が、映画サービスデーの水曜だけは何が何でも定時で上がって、それこそ“16ビートな感じ”のこの新作映画を恵比寿まで雨の中、観に行ってきました:

「ロックンローラ」(ROCKNROLLA)
→ 公式HP http://wwws.warnerbros.co.jp/rocknrolla/

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のガイ・リッチー監督の最新作。

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「勝手にしやがれ」仕事柄、ファッション雑誌は守備範囲内から範囲外まで、果ては違う惑星の雑誌か?とツッコミを入れたくなるような雑誌まで、定期的にざっとチェックしますが、ここ数年は赤文字雑誌(Can Cam、JJ、ViVi、Ray)に留まらず、コンサバなライフスタイル系のメンズ雑誌でも「モテ」というキーワードが氾濫しているようで。
「最新モテJK・カッコいい着こなし」なんてキャッチコピーを目にしたり。
「”モテJK”ってどんなジャケットやねん」という素朴な疑問はともかく、本当に”カッコいい着こなし”を知りたい20代・30代の男性は、ファッション誌なんかを読むよりも、この映画を今すぐ観て下さい:

「勝手にしやがれ」(À Bout de souffle)

ヌーヴェルヴァーグの金字塔的作品と称されるゴダール監督の長編デビュー作。

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